公認心理師・臨床心理士を取得したいけど、心理学の知識に自信が無い。
近年、心の健康がピックアップされ始め、
心の専門家である公認心理師・臨床心理士に興味を持っている方々も多いのではないでしょうか。
特に社会人で別の職種の方が、一から勉強をし始めて、心の専門家として働くというケースも少なくないようです。
そこで、本記事では、公認心理師・臨床心理士を目指す社会人にオススメしたい心理学を学ぶのにピッタリな入門本を10冊ご紹介していきます。
日々、お忙しくされていると思いますが、移動中や帰宅後の数十分を使って学んでもらえると嬉しいです。
本記事は、公認心理師養成課程の大学院生が執筆しています。
絵や図で直観的に理解できる
図表でわかる臨床心理学
入門書として本当にピッタリだと感じる1冊です。
カウンセリングのアプローチの種類や、カウンセラーがどの領域まで活躍することができるのかなど、
概要をしっかりと知識として落とし込むことが出来ます。
文章量も最低限で、絵やイラストが大きいので、疲れていても何となく頭に入ってきやすいです。
- 1項目ごとに説明と図表・イラストが掲載されている
- この1冊だけでカウンセリングについて丸っと理解できる
- 更に詳しく知りたい時は自分で学ぶ必要がある
眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学
心の専門家として興味を持っていると、普段から印象に残っているけど、イマイチ知らない言葉ってありますよね。
ADHDや統合失調症、うつ病、パニック障害などなど。実際、SNS等では適切ではない情報も広がっています。
こちらの本は、入門書ではありますが、有資格者が症状・原因・背景要因まで説明してくれています。
また、見開きページに図・イラストで説明も加えられており、より内容も入って来やすいです。
- 普段聞く言葉について専門的に知識を付けられる
- 更に詳しく知りたい時は自分で学ぶ必要がある
イラスト&図解 知識ゼロでも楽しく読める! 心理学
買い物中についやってしまう行動や、普段人と会話していて何気なく感じるモヤモヤ。
そんな日々の小さな疑問が、専門的に心理学の視点から解説されています。
よく聞く〇〇効果や、アドラー心理学など、「名前だけ知っているけど…」という状況がスッキリします。
- ずっと気になっていた心理学の言葉がわかる
- 日常生活と関連づけられているので「なるほど」が連発する!
- 更に詳しく知りたい時は自分で学ぶ必要がある
心理学 第5版 改訂版
これまで紹介してきた書籍よりも、本格的にはなりますが、オススメできる一冊です。
使用ケースとして、心理学部の大学1年生に、必修の授業で使う教科書として購入してもらうことがあるほど、ベーシックで信頼のある書籍になります。
やや硬めの文章ですが、図表も多く、初学者でも挫折することなく続けられる一冊だと思います。
実際に筆者も、心理学部生の頃に購入し、大学院受験・公認心理師試験勉強時に参考にしました。
- 本格的に心理学を学び始められる
- 大学などの研究機関でも使われているので信頼性◉
- やや文章が硬く、初学者には難しい部分もある
よくわかる臨床心理学
こちらは大学の臨床心理学の講義で頻繁に用いられていた書籍になります。
「大学の教科書」なので、本当に分かりやすいです。
こちらのよくわかるシリーズは、他にも展開されているので、発達心理学など気になるものがあればぜひ!
- 大学の教科書!分かりやすさはお墨付き!
- 行間や文字量も初学者用で、毎日スラスラ進められる!
- 持ち運びがやや手間
終わりに
いかがでしたでしょうか。
最近では、書店でも手に取りやすい心理学の書籍が増えてきていると感じます。
心理専門職を目指す方はもちろん、少しでも心理学に興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね!
本ブログでは、公認心理師・心理学を専門とした記事を公開しています。