【事実】心理学部はつまらない?デメリットとメリットを現役生が語る【15選】

  • URLをコピーしました!

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

心理学部って正直どうなの?

本記事では、心理学部の内容メリットデメリットについて詳しく紹介しています。

心理学部は近年、どんどん人気になっている学部です。

「心が読める!」「心理テストとか楽しそう!」と関心を抱く高校生も多いはず。

ですが、入学してから「思ってたのと違う!」という声があるのも事実。

大学4年間のミスマッチを防止するために、本記事をご活用ください。

【本記事の内容】

  • 心理学部がつまらないと言われる理由5選
  • 心理学部を4年間体験して感じたデメリット5選
  • 心理学部を4年間体験して感じたメリット5選
目次

つまらないと言われる理由5選

ここでは、心理学部が「つまらない」と言われる理由をご紹介します。

筆者が心理学部を4年間過ごしてきた中で、実際に耳にしたものばかりです。

①入学前の想像とのギャップ

大学1年生の後半から、チラホラと耳にするようになったのがこちら。

それは、高校生の頃に抱いていた理想と現実のギャップです。

理由には、学問的な心理学の授業や、膨大なレポート課題がある実験が挙げられるでしょう。

例えば、心理学概論では、心理学が生まれて現在に至るまでの歴史を振り返ります。

実験では、統計学を使用して数千文字のレポートにまとめなければなりません。

「心を読めるようになる授業」や「心理テストをやりあう実験」などは一切無いのです。

だから「思ってたのと違う…」となり、一気にモチベーションが低下する学生もいました。

心理学部は、高校生の頃に思い描くものとは大幅にギャップがあることを知っておいて下さい。

②レポートの量

①で先述したように、心理学部では週一回のペースでレポート課題が課されます。

実験レポートでは、統計ソフトを用いながら、生じた変化を説明しなければなりません。

卒業論文では、興味関心のある心理学的現象をピックアップして、数万字の論文に仕上げます。

文字数が足りればイイわけではなく、正式な手順があります。

要旨→目的→手続き→結果→考察→引用文献

レポート課題が増加する大学2年生の後半には、学部の人数も10名ほど減っていました…。

③「楽しい心理学」が少ない

心理テスト体験授業」や、「人生が楽になる心理術の授業」などは残念ながらありません。

現実では以下のような授業ばかりです。

  • 脳や身体の構造や機能に関する授業
  • 統計に関する授業
  • 実験
  • 子供の発達に関する授業
  • 医療、教育、福祉、産業、司法の知識を深める授業
  • 心理学の歴史
  • 心理検査の使用方法や解釈方法

対人援助職になるための知識」という側面が強いため、書店で見かける「心理学」とは異なります。

④実践的な活動は大学院から

心理職になるための基礎知識に関しては、大学4年間でじっくりと学びます。

実際のカウンセリングの訓練に関しては、大学院に入学した後になります。

学部生では、見学が中心の学外実習や、学部内での実習が主となります。

規定で決められているので仕方がないのですが、早く実際の事例に関わりたいと感じることもあるでしょう。

⑤身につけたスキルを実感しづらい

プログラミングを習得するなど、目に見えるようなスキルは獲得しづらいと思います。

どちらかと言えば、目に見えない内面の部分の成長を感じることが多いはず。

実際には、医学的な知識や心理療法の知識、カウンセリングの知識などは身につきます。

ですが、日常生活の中で直接活かせるような場面は多くないと思います。

心理学部を4年間体験して感じたデメリット5選

こちらでは、心理学部を選ぶことで発生したデメリットをご紹介します。

全て、4年間の大学生活の中で、実際に感じたものばかりなのでリアルです(笑)

以下の記事でも詳しくご紹介しております。お時間あればどうぞ。

①カリキュラムが不安定

こちらに関しては、新型コロナウィルスの影響が大きいです。

大学3年生からは学外実習が授業の半分を占めるようになります。

特に医療現場や教育現場では、実習を受け入れて頂けないことの方が多かったです。

そのため、本来予定されていた授業カリキュラムとは異なる展開になることも。

公認心理師に必要な実習時間などに関しては心配ありません。

ですが、このご時世では、経験不足のまま大学院に進むケースもあります。

仕方が無いのですが、筆者はそれが苦痛だったので、個人的にカウンセリングのボランティアに通っています。

②意外と忙しい

文系の学部の中では、かなり忙しい部類に入るのではないかと思います。

上述したように、基本的にレポート三昧なので、文字を書きまくりの生活です。

それに加えて、プレゼンやグルディスの機会もかなり多いので、資料作成や議事録作成も。

月に数回、実験を行い、統計ソフトを触り続けることもしばしば。

3年生、4年生になると学外実習もスタートし、実習レポートなども加わってきます。

③目に見えて習得できたと感じるスキルが少ない

こちらも上述しておりますが、決定打となるのは大学卒業時に資格を獲得できない点です。

心理職の肩書きを獲得するのは、大学院を卒業するときになります。

だからこそ、自信を持って「これができる!」と言いづらいのが心理学部の欠点かも。

色々学んできたけど、相手に証明できる立派なものがない、というモヤモヤはあります。

④交通費がかかる

心理学部は、学外実習を行う時間が非常に多いです。

公認心理師になるために学部生で必要な実習時間は80時間以上とされています。

筆者の場合、平均で週2回は外部に実習を受けに行っていました。

もちろん、実習先は大学から近いわけではないので、公共交通機関で往復移動です。

特に筆者は一人暮らしだったので、意外と交通費がツラかったです…(笑)

⑤心理職チームと一般就職チームで分離してしまう

入学当時は200人ほどで構成されていた心理学部も、大学2年頃から徐々にグループが分かれていきます。

特に筆者の学部の場合、心理職チームと就職チームで、取得する授業単位が異なっていました。

そのため、せっかく仲良くなれたのに、学校で全然会わなくなってしまうという悲しいケースもしばしば。

心理職チームでは、あまり就活に関する話題も出ないため、両チームの雰囲気もかなり違います

心理学部を4年間体験して感じたメリット5選

散々と心理学部の「つまらない」と言われる点やデメリットを紹介してきました…(笑)

ここからは、筆者が実感したメリットについて書き並べています。

①自分と人を多角的に捉えられ、寛容になれた

これは今後生きていく上でも本当に大切にしたいと思っています。

心理学部では、小さな心の傾きから精神疾患や発達障害までその原因や特徴、対処法を学んでいきます。

さまざまな心理療法や心理技法のメカニズム、その効果についても学んでいきます。

全ての人が心と向き合う時があること、物事を1つの側面しか見ないことの怖さなど、本当に多くのことを知ることができます。

これらもある日突然学んだものではなく、4年間を通して少しずつ変わってきました。

常に一歩引いた視点で多角的に捉えるようになり、自分と相手に対して寛容になれました。

②心理職が将来の進路に加わる

筆者は入学当時から心理職を志していたわけではありません

心理学を学んでいく中で、「誰かの人生の課題に0.1%でも関わって一緒に歩き出す」

そんなことを仕事にする心理職に対して非常に影響を受けました。

まだ本当に心理職になりたいのか分からないという方も是非来て下さい。

筆者はこの職業を目指すことができて本当に良かったと感じています。

③タイピング速度やPCスキルの向上

上述してきたように、心理学部はレポート三昧なので、文字ばかり打ちます。

統計ソフトやエクセルに関しても、使えないとレポートが提出できません。

入学当初は全くタイピングが出来なった友人も、4年経った今ではIT企業に就職を決めました。

心理学部の名前からは想像がつきにくいですが、意外なメリットの一つです。

心理学部生にオススメしたい持ち物

④医療・教育・福祉・産業・司法の世界を知れる

心理職が力を発揮する領域は、主にこの5領域だとされています。

一つの現場だけに留まらず、幅広く他領域で勤務することが出来る点も特徴ですね。

そのため、学外実習では、この5領域をまんべんなく学びます。

少し立ち止まってしまったときに、一緒に先を考えてくれる施設が沢山あることを知れました。

心理職=病院・学校のカウンセラー」と考えている人はかなり意外に感じるかもしれません。

同じ道を目指す友人は、他領域にまたがって仕事が出来る点が魅力といつも語っています。

⑤これまで以上にコミュケーションを意識するようになれる

簡単に人は前を向けなくなること、それは誰にでも起こりうる普遍的なことだと学びます。

特に心理職が向ける言葉の一つ一つには、クライエントの人生が変わる可能性があることも知りました。

そこからというもの、誰と話すときにも、その場面に適切な言葉を使っているかを強く意識しています。

相手の感じ方を知ることは出来ませんが、想像することなら出来るので、精一杯します。

これは心理学部で学んでよかったことですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、心理学部の内容メリットデメリット)について詳しく紹介していきました!

ざっくりとまとめると、このようになります。

【つまらない理由:5選】

  1. 入学前後のギャップが激しい
  2. レポートの量が多い
  3. 「よく聞く楽しそうな心理学」が少ない
  4. 実践的な活動は大学院からになる
  5. 身に着けたスキルを実感しづらい

【デメリット:5選】

  1. カリキュラムが不安定
  2. 意外と忙しい
  3. 目に見えて習得できたと感じるスキルが無い
  4. 交通費がかかる
  5. 心理職チームと一般就職チームで分離する

【メリット:5選】

  1. 自分と人を多角的に捉えられる
  2. 心理職が将来の進路に加わる
  3. タイピング速度やPCスキルの向上
  4. 医療・教育・福祉・産業・司法の世界を知れる
  5. これまで以上にコミュケーションを意識するようになれる

これから進路を考える人はぜひ、参考にしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

このブログを運営している人

心理学を専攻しているしがない院生。心理系大学院受験や公認心理師試験についての情報を発信中。

目次