2024年｜ストレスに対処できる心理の本3選｜読みやすさ重視

日々の生活に疲れていたり、頭の中でずっと不安や焦りを感じていたりしていませんか？

近年は身の回りに数えきれないほどのストレッサー（ストレスの要因）が存在しています。

SNSの匿名情報や誹謗中傷などは印象深いと思います。

それだけではなく、例えば、小さいものだと、スマホの画面の明るさや画面、

毎日コロナやインフルを予防するためのマスク、満員電車、異常気象の暑さ・寒さなども

少なからず私たちのストレスになっています。

そんな中で、少しでも楽に生活ができればいいな…と思う人も少なくないでしょう。

本記事では、ストレスに対処できる読みやすい心理の本を3つ厳選して紹介していきます。

セルフケアの道具箱

心理学界で有名な伊藤絵美先生の著書になります。

伊藤先生はご自身でカウンセリングオフィスも開業されており、

認知行動療法やスキーマ療法をご専門とされています。

私も何度も先生の他書籍を見て認知行動療法について学ばせてもらっています。

そんな伊藤先生が非常に分かりやすくエッセンスを噛み砕いて書かれた1冊。

呼吸法やマインドフルネスのワーク、自分の気持ちや感じていることを書き出すワークなど、

実際に体や手を動かして体系的に「あ！ちょっといい感じかも！」を感じられるものばかりです。

カウンセラーはこんなセルフケアをやってきた

2023年9月に出たばかりの書籍。なんだか見たことある…と思うのもそのはず。

こちらも伊藤先生の書籍になります。いわば、シリーズ2作目というところ。

こちらでは、具体的に専門家の先生がどのようにストレスを対処しているのかが書かれています。

専門的になってしまいますが、認知行動療法の中の一つである問題解決法や暴露療法を

自身の実体験から分かりやすくどのように使うのかが書かれていたりします。

心理専門家と聞くと、なんだか無敵で一度も悩まないようなイメージがあるかもしれません。

ですが、そんなことは一切なく、同じようにあれこれ工夫しながら日々のストレスを対処している。

そんな一面も感じられるどこか親近感の湧く、「私もできるかも！」となる1冊ですよ。

ACT 不安・ストレスとうまくやる メンタルエクササイズ

皆さんはACTという言葉をご存知でしょうか。

心理学界隈では、第3世代の認知行動療法として、近年話題になっています。

正式名称はアクセプタンス&コミットメント・セラピーと呼ばれています。頭文字でACT。

内容としては、自分の考えに囚われすぎないように距離を置いたり、あるいは不安や焦りをそのまま受け止めたり、

さらには、自分の進みたい方向性を定めていくことなどが挙げられます。

自分の思考を「マインド」と呼び、様々な場面で「マインド」がどんな影響を与えているのかを観察するなど、当たり前のようでどこか新しい。そんな心理療法です。

心理学界隈では、ACTが難しく周知されにくい状況があったのですが、この本の登場により、多くの人にACTの存在を知ってもらえるかもしれません。書店のメンタルヘルスケアの辺りにピンクの本があれば本書です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、ストレスに対処できる読みやすい心理の本を3つ厳選して紹介しました。

どれも、日本の代表的な心理専門職が書いたものになるので自信を持ってオススメできます！

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