【心理院生が選ぶ】心理学を学び始めたい社会人にオススメしたい5冊

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社会人だけど、カウンセラーや心理学に興味がある…。

学生の頃に心理学を学ぶことは出来なかったけれど、今から学んでみたい!転職したい!

そんな思いを抱える社会人に向けて、まず読んでおきたい心理学の入門書をご紹介します。

自己紹介

公認心理師養成過程の大学院生です。

普段は、カウンセリングや心理検査のトレーニングを行っています。

児童発達や応用行動分析、認知行動療法などにも興味を持って学んでいます。

心理学部4年間を卒業し、2年間の心理系大学院に進学しました。

目次

よくわかる心理学

いわゆる”よくわかる”シリーズですね。(学部生や院生は分かるはず…)

とにかく分かりやすい文章と、スッキリと整理されたレイアウトが特徴の1冊です。

少し大きめサイズ(B5版)なので、持ち運びにはやや苦戦しますが、非常に見やすく勉強が捗ります。

最初は本文を読むだけで精一杯かもしれません。

ですが、余白の隅々まで関連用語や補足説明がなされているので、何回読んでも新しい発見がありますよ。

よくわかる心理学
総合評価
( 4 )
メリット
  • 1コンテンツが見開き1ページにまとめられている
  • 大きなサイズで分かりやすい
  • 余白いっぱいに充実した解説
デメリット
  • 通勤時間などに広げるにはやや不便

心理学部1年生の時に授業の教科書で使った記憶が…。

心理学 第5版補訂版

こちらも大学1年生の教科書レベルの内容になっています。基礎を広く学べる1冊ですね。

心理学の歴史はもちろん、発達や記憶、行動がどのようなメカニズムなのかについても学べます。

こちらの1冊だけで全てを押さえられるわけではありませんが、スタートにピッタリです。

分かりやすい文章と、シンプルなレイアウトで、復讐もしやすい点もポイントです。

心理学 第5版補訂版
総合評価
( 4 )
メリット
  • 心理学の各領域の概要が理解できる
  • 分かりやすい文章
  • シンプルなレイアウト
デメリット
  • あくまでも基本の1冊なので、さらに学ぶ必要もある

心理学 新版

全24章から構成されており、脳と心の関係や、言語・発達・記憶といった基礎項目を網羅しています。

後半では、カウンセリングについての概要もまとめられています。

複数名の著者によって書かれているため、章によって言い回しが少し異なりますが、

心理学の要点を学ぶことができる1冊です。

こちらは約700ページもあり、分厚い本となっているので、持ち運びには適していません。

心理学 新版
総合評価
( 4 )
メリット
  • 章ごとに分割して学ぶことができる
  • 700ページ越えの満足さ
  • 索引もついているので、辞書としても活躍する
デメリット
  • 持ち運びに適していない

心理学・入門-心理学はこんなに面白い 改訂版

こちらはこれまでの本と比べると非常にコンパクトです。

内容は、5領域と呼ばれる「医療」「福祉」「教育」「司法」「産業」と心理学の関係性から始まり、

日常に潜むシンプルな疑問をテーマに読みやすく展開されていきます。(例)〇〇は心理学?

ですが、中盤からは上記で紹介した本と同じように心理学の基礎を中心にまとめられています。

心理学・入門-心理学はこんなに面白い 改訂版
総合評価
( 4 )
メリット
  • 親しみやすいテーマから学べる
  • コンパクトなデザインで持ち運びやすい
  • 他の書籍と比べると安く購入できる
デメリット
  • 詳しく学ぶにはやや物足りない

心理学入門 こころを科学する10のアプローチ

可愛らしいデザインで、優しく勉強を始められそうなイメージがある1冊ですね。

中身についても、1コンテンツにつき2~3ステップに細分化されていて、要点を掴みやすいです。

こちらは、〇〇心理学という枠組み(認知心理学・社会心理学・感情心理学など)で構成されているので、

全体像を把握しやすいと思います。

心理学入門 こころを科学する10のアプローチ
総合評価
( 4 )
メリット
  • 内容が細分化されていて、要点を掴みやすい
  • カテゴリ化されていて、概要を押さえやすい
  • カラーで見やすいレイアウト
デメリット
  • この1冊だけでは物足りない可能性も…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、これから心理学を学び始めたい社会人に向けてオススメしたい本を紹介しました。

本ブログでは他にも以下のようなコンテンツを発信しています。

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このブログを運営している人

心理学を専攻しているしがない院生。心理系大学院受験や公認心理師試験についての情報を発信中。

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