カウンセリングに興味があるけど、どれから読めばいい?
本記事を読むことで、以下の悩みを解消することが出来ます。
- 良いカウンセリングの本が見つからない
- 自分の力になる本が欲しい
- 心理学を学んでいる人に聞きたい
また、本記事の執筆者は、現役の公認心理師養成課程|心理系大学院生です。
ほぼ毎週、クライエントに対してカウンセリングを行っています。
実際に目を通した書籍を中心にご紹介しますね。
リアルタイムで、知識をインプットしている状況なので、かなり信憑性は高いと思います。
【心理院生が厳選】おすすめカウンセリング書籍29選
ここからは個人的に読んだ書籍をご紹介していきます。
学生の方ならば、学校の図書館などでも見つけられるかもしれません。
「とにかくおすすめ書籍だけ知りたい!」という方は、こちらだけ見ればOKですよ。
- ころんで学ぶ心理療法:初学者のための逆転移入門
- こころで関わりこころをつかう 心理臨床への手びき その実践
- 心理療法論
- 面接法
- 遊戯療法
- カウンセリング実践の土台づくり―学び始めた人に伝えたい心得・勘どころ・工夫
ころんで学ぶ心理療法:初学者のための逆転移入門
カウンセリングを学びたての方にオススメの1冊です。
難解な専門用語も最低限に抑えられており、目線もビギナーに合わせた内容となっています。
「自分なんかがカウンセリングできるのかな…」と下向いていた目線が上がる。
そんなポジティブで優しさに包み込んでくれる1冊でもあります。大学生にもオススメ。
こころで関わりこころをつかう 心理臨床への手びき その実践
2021年に発売された比較的新しい書籍です。
16人の心理専門職の実際のケースにおける葛藤や不安をありのままに描いています。
心理療法論
基本的なカウンセリング理論から説明がなされている丁寧な1冊です。
大学院に入学したての頃にみんな読んでいました。
これからカウンセリングを始める大学院生や新たに資格取得された方はもちろん
ベテランの方にも立ち返って読んでいただきたい1冊だと思います。
プレイセラピーヘの手びき 関係の綾をどう読みとるか
著者は田中千穂子さんです。
文章としてはかなり読みやすく、事例についても深く書き出されています。
私たち大学院生が行う機会が多いプレイセラピー。
初学者の練習にされがちという本書での指摘にも納得させられました。
プレイセラピーの内容や位置付けについてまるっと学べる1冊だと思います。
遊戯療法
こちらも同じく遊戯療法(プレイセラピー)に関する書籍です。
大学院の遊戯療法専門のゼミでは、事前の課題図書としてこちらが挙げられていました。
心理職の勤務先である5領域における遊戯療法を扱った事例を取り上げています。
上述した書籍と比較するとやや分量が多め(約300ページ)となっております。
これから遊戯療法を扱い始める人に読んで欲しい1冊です。
カウンセリング実践の土台づくり―学び始めた人に伝えたい心得・勘どころ・工夫
実際にカウンセリングを始めた時に悩むポイントを凄く抑えていると思います。
心理療法のテクニカルな理論ではなく、より基礎的で感覚的な部分がフォーカスされています。
言うならば、どこの領域でも、誰に対しても有効に活用できる情報。
理論だけではなく、実際の肌感覚の部分での情報を知りたい人にはオススメだと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。少しずつ書籍からも勉強をしていきたいですね。