心理学系のインターンってどんな感じなの?
本記事では、心理系大学院生(心理学部生)のインターン事情についてお話していきます。
本記事を読んでいただくことで得られるメリットは以下の通りです。
- 心理学系のインターン事情が分かる
- インターンへの参加意欲が湧く
- 将来について考えるきっかけが得られる
- ぼやっとした不安が無くなる
そして本記事を執筆しているのは、心理系大学院2年生です。
かなりリアルで、信憑性のある情報をお届け出来ると思います!
先に結論から
この後にダラダラと文章を書いていくので、先に結論をまとめておきます。
「結局どうなの?」という人は、こちらだけ見てもらえればOKですよ‼
- 積極的にやった方がイイ
- 学校の実習では得られない視点ばかり
- 就職に直結する場合もある
- 勉強のモチベーションがUPする
個人的には本当にやってよかったと思います。
インターン事情について
筆者が参加したのは、福祉系施設への短期インターン。
夏季休暇間での募集(7月~9月)で、週1~2回ほど行く形を2カ月ほど続けました。
実際に行った回数としては10回ほどでしたね。
長期インターン生としてお世話になることになりました。
どうやって応募したのか
個人的な意見ですが、「心理系のインターンが少なすぎる!」
大手のインターン募集サイトを何周しても無いんですよね。
以下は【心理 インターン】で出てくる結果です。(不安になるほど無い)
東京近辺では、何だか面白そうなものも1~2個あったのですが、なにせ私は関西在住なのです。
インターンに参加するとなっても、【希望内容×勤務可能場所】のハードルをクリアしないといけません。
長期休暇ならまだしも、普段は授業優先だしね。
結局、Web上でしつこく検索して見つけた唯一の関西圏のインターンに応募することにしました。
応募してから開始するまでの流れ
具体的には以下のような流れでした。
これはWebページから名前と面接可能時間などを入力するだけでした。
場合によっては社用車で他の施設や学校に伺うこともあるので(インターン先によりますが)
普通自動車免許は意外と重宝されました(笑)
基本的には、自己PR欄や自由記述欄に志望動機や長所、どうなりたいかなどを書きまくります。
最近は、以下のサイトにあるように【インターン用の履歴書】が存在するので、それを使うと◎
面接というよりも面談という形でしたが(笑)
勤務可能日や、通勤手段など基本的なことをいくつか聞かれます。
初日勤務の持ち物や、時間帯なども確認するのを忘れずに!
不安な人は、こちらの記事も参考にしてみてください。(ここまでガチガチではないけども)
9:00~18:00までの勤務だったので、30分ほど早めにインターン先へ。
インターン先にもよりますが、インターン生を指導する専用の方がいるので、安心です。
ここからは決められた流れに沿って頑張っていく!
実際にやった内容
具体的には以下のようなことをやっていました。
- 発達障害児への療育
- 心理検査の補助
- 小学校や施設への訪問
- 企業活動のSNS運営
- セミナー活動の補助
- 療育や支援で扱う道具の作成
- その他雑務 など
大学(院)の心理実習ではなかなか出来ないことだらけ
得られた知識・技術・情報など
圧倒的に心理に関する情報が入ってくる
インターン先に行くだけで、圧倒的に心理に関する情報が入ってきます。
大学(院)では、周りに同じ大学生しかいないですが、インターン先では、周りは有資格者ばかり。
本や授業では想像しているだけの、実際の現場での行動から学べるものが多すぎました。
実際の技術を身につけられる
また、学校の実習では、なかなか支援理論や支援技術まで学ぶことは難しいと思います。
ですが、私のインターン先では、科学的根拠のある支援プログラムを学ぶことが出来ました。
それも1から実際に子供に対して使いながらだったので、より技術として残すことが出来たような気がします。
これはかなり「学んでいる感」があり、モチベーションUPにも繋がりました。
具体的には。応用行動分析のプログラムなどです。
ずっと「心理の仕事」ではないこと
大学院生の監獄生活(?)を送っていると、心理職はずっと心理業務をしまくるイメージが付きます。
それこそ事務作業や、セミナー開催のお手伝い、SNSを動かしたりと、色んなことをやらせてもらいました。
ここはインターンならではの意外なポイントだったと思います。
これに関しては、現在でも関わらせて頂いています!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
心理学部生や心理系大学院生、またまた心理職としてこれから就職される方のお役に立てればと思います。
心理系大学院を目指すあなたにはこちらの記事もオススメです。