心理系大学院の面接、どんな質問が飛んでくるんだろう…。
初めて心理系大学院を受験する場合、面接で何を聞かれるかとても不安ですよね。
- 心理系大学院を受験するのが初めて
- 筆記試験よりも面接が苦手
- 緊張しやすい性格で、面接に不安を感じる
- どんな感じで面接が行わるのか気になる
本記事は、このような受験生の悩みにピッタリな内容となっております。
筆者は、実際に2021年の秋に心理系大学院を2つ受験し、全て合格することが出来ました。
その経験から、実際に聞かれた質問内容と場の流れなどを詳しく紹介していきます。
- 面接の流れ
- 実際に聞かれた質問集
- 面接室の構造・雰囲気
しっかりと対策をすれば、全く心配する必要はありません。
面接の流れ・雰囲気
ここでは、実際に2つの大学院の面接試験で体験した流れをまとめていきます。
イメージが出来ないからこそ、余計に不安や恐怖を感じるという方もいると思います。
大まかに全体の流れを掴んでおくことで、少し楽になるかもしれません。
面接から始めるということはほぼ無いと思われます。
10時頃から2時間ほど筆記試験が行われ、その後1時間休憩を挟んで面接。
エネルギー配分も非常に重要ですが、やはり筆記試験がメイン。
筆記試験についてもしっかりと対策が必要です。
例えば13時から面接開始だとしても、自分の番が来る時間はかなりズレます。
筆者の場合、13時開始で、自分の番が来たのは15時半ごろでした…(笑)
受験番号順の場合も、志望理由書の内容で振り分けられる場合もありそうです。
なので、緊張し過ぎるのは損。
よほど早い受験番号でなければ、開始後1時間は待機時間があると思っておいてOK。
その間に、用意している資料なども読み込むことが出来ます。
これについては対策が難しいのですが、知識として持っておくのは重要だと思います。
全ての受験者が同じ面接室で行うのではなく、3.4室にランダムに振り分けられます。
なので待ち構えている教授も分からず、人によって場の雰囲気も異なるでしょう。
どの教授が面接官になっていても対応出来るように、一人でも多い教授についての知識が必要。
面接室に関してですが、新型コロナウィルスの影響で、面接室のドアは全開!(笑)
面接官との間にはパーティションが設けられていて、かなり圧迫感は抑えられていた印象。
その一方で、両方の声がかなり聞きづらいため、大きな声で話す必要があります。
筆者の場合、2時間半ほど待機をして面接本番は15分程度で終了。
始めのガチガチだった緊張も、2時間半の待機時間で、強制的にほぐれました(笑)
最後の方は、変な自信が沸いてきて、「早く帰らせて…!」となるほど…。
面接が終了すれば、そのまま解散となるので、持ち物は全て持っていくようにしましょう。
面接室の雰囲気
実際に受験してきた面接室はこのような間取りでした。
どちらもドアは感染予防対策から全開。大学院②では真ん中にパーテーションもありました。
そのせいもあって、声がいつもよりかなり聞こえにくく、届きにくかったです。
面接練習の時から、少し大きめの声を意識する必要があると思います。
教授の人数は大学院①は3名で、大学院②は2名。どちらも個人面談です。
就活のようにグループ面接はほぼ無いと思われますが、その年の受験者数によって変化すると思われます。
同じようなつくりの部屋が、2.3室設けられていました。
実際に聞かれた質問集
ここでは、実際に聞かれた質問をまとめていきます。
早速ですが、ズラーっと並べていきます!
- 公認心理師を目指した理由
- この研究科を志望した理由
- 課外活動の内容
- 学内活動で印象に残ったこと
- さらに聞かれた質問
公認心理師を目指した理由
聞かれる可能性はほぼ100%でしょう。
なぜ公認心理師になろうと思ったのか、そのエピソードを話しました。
- 高校のある友人との関わり
- フリースクールのボランティア活動
- 4年間の心理学の学び
これだ!と思う自分なりのエピソードを話せば絶対に大丈夫!
心のどこかに「なりたい」と思う強い気持ちがあるはずなので、ゆっくり言語化しましょう。
この研究科を目指した理由(志望動機)
こちらも聞かれる可能性はほぼ100%。
魅力的に感じる特徴をしっかりと自分の言葉で述べましょう。
- カリキュラムの充実
- 研究したい内容に詳しい教授がいる
- 国家試験の合格率
- その研究科の独自のスタイル など
うまく決まらない…。という方は思い切ってオープンキャンパスや説明会へ!
「どのタイミングで行けばいい?」という方は是非こちらをご覧ください。
課外活動の内容(ボランティアなど)
この質問はこちらの志望理由書に軽く記載していた内容を深掘りされた印象です。
筆者は、フリースクールのボランティア活動と学内の多職種活動の経験を記載していました。
そのため、面接の中盤ではこれらの話にかなりウェイトを置かれていました。
中でも深掘りされた質問を紹介します。
- それを経験して何が得られたのか
- なぜそれをしようと思ったのか
- それが将来にどう役立つか
個人的には院試の口頭試問でも役立つようにそれらに参加した面もあったため、かなり主導権を握ることが出来ていました。
このような経験を志望理由書に少しだけ記載しておくと、予想通り突っ込んでくれます。
面接での想定外の質問を減らすためにも、戦略の一つとして持っておくことはアリかもしれません(笑)
学内活動で印象に残ったこと
これについては、学内実習の内容や授業の内容、プログラム活動など答えられる選択肢は多め。
素晴らしいエピソードが良いのではなく、それを経験してどうだったかが重要です。
そのため、「自分には何もない…。」とならずに身近なものに目を向けてみてください。
筆者は、上述した多職種連携プログラムがとても印象深かったため、それを話しました。
さらに詳しく面接内容を知りたい方はこちら
ここから先はNoteの方で公開しています。
上記を含めた質問12項目+事前に用意した質問13項目を紹介しています。
気になる方は是非チェックしてみて下さい!
心理学部生にオススメしたい持ち物
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、心理系大学院の面接(口頭試問)で実際に聞かれた質問を紹介しました。
面接室の雰囲気や流れなどを知っておくだけで、かなり不安は軽減されると思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!