心理学部に興味があるけど、きっかけってどんな感じなの?
2018年に国家資格【公認心理師】が出来てから、全国の大学に心理学部が立ち上げられるように。
先日(2022年7月17日)には、第5回公認心理師試験が実施されました。
「うつ病」などの精神疾患や発達障害についても、年々知名度が上がりつつあります。
そんな中、”心”に興味を持って、大学から学びたいと考えている学生も少なくないと思います。
筆者は現在、心理系大学院の1年生。将来は心理職として働きたいと考えています。
本記事では、上記の点も踏まえ、これから心理学部(大学院)を目指す学生に向けた内容になっています。
本記事を最後までお読み頂くことで得られるメリットは以下の通りです。
- 心理学部に対する意欲が向上する
- 自分の気持ちを整理することが出来る
- 自分のきっかけに自信が持てるようになる etc…
心理学部を目指した10のきっかけ
ここからは、筆者が高校生の頃に抱いていたきっかけを10個リストアップしていきます。
全てが「心理職を目指す者として相応しいきっかけ」なんてことはありません(笑)
「本当にこんなもので入学したの!?」と思うようなものばかり。
気楽に見て頂ければと思います。
①ネガティブ思考だったから
中学生、高校生の頃に落ち込む体験が多かったように思います。
元々のパーソナリティもあったかと思いますが、気が付けばかなりのネガティブ人間になっていました。
そうなると「自分ってダメだなぁ」と頭の中でグルグルするわけで、色々と考える時間が多かったです。
心理系の読みやすい本を買ってみたり、内面に焦点を当てた楽曲を聞いたりすることが増えました。
今となっては、ある程度自分の内側にエネルギーを向けられることも「合ってる」部分なのかなとも思います。
②常に自分を客観的に捉えて生活していたから
自分自身がどう思われているかが非常に気になる性格なんですね。
服装や発言、振る舞いが他人の視点からだと「適切」か「そうではないか」を毎秒チェックしている感覚です。
丁度思春期真っ只中だったわけで、より過剰だったんだと思います。
そんなことも興味のベクトルが心理学に向いた一つのきっかけだったりします。
③「心理」になぜか惹かれ続けていたから
かなりアバウトですが、お読み頂いている皆さんもあるのではないでしょうか。
漠然と「なんか面白そうだよなぁ」を心の隅っこに持ち続けていたわけなんです。
④ほかに興味のあることがなかったから
中学生のうちは「ゲームプログラマー」だのなんだの言っていましたが、高3になると現実を見始めます。
どれも自分が続けていけるほどの興味と覚悟が無かったんだと思います。
それと同時に、周りは行きたい場所を決めていたので、内心本当に焦っていました。
そんな中、前述してきた根拠のない理由を並べて、心理学部に行くことを消去法のように決めるわけです。
⑤他人が自分をどう捉えているのかが気になったから
「ああ!他人が気になる!」「他人がどう考えているのかが分かればいいのに!」
そんなことを考えながら日々を送っていることが多かった中学生・高校生時代。
当時は、心理学を学べば分かるようになると思い込んでいました。(笑)
⑥心のどこかで自分に向いていると信じていたから
言ってしまえば、これが心理学部を目指そうとおもったきっかけの根底だったと思います。
自分のパーソナリティ・考え方・これまでの生き方を踏まえた時に、やっぱり向いていそうだなと。
実際は向いている向いていないの話ではないと思うのですが、こういう考えが判断に一番大きく影響したりしますよね。
お読み頂いている方の中に、そう思っている方がいれば、是非そのまま進んでみてください!(大丈夫です)
⑦単純に面白そうだと感じたから
書店に行くと目に入る「やさしい生き方」「心理テスト」「心理面接」「カウンセラー」みたいな用語たち。
とにかくこれらを見ると、「全然わからんけどとにかく面白そう!」と感じていました。
(人の心が丸わかり!黒い心理学!みたいなやつも並んでいますよね(笑))
⑧当時読んでいたアドラー心理学が面白かったから
高校2年生頃に、指導して頂いていた先生から教えられた本です。
今では表紙を見かけたことが無い人が少ないほどの人気書籍になっています。
集団生活だし思春期だし悩みまくってた時期だったので、バシバシ刺さった記憶があります(笑)
⑨心理テストや人の心を解き明かす授業があると思ったから
完全に下調べが不十分だったからなのですが、本気で思っていました(笑)
TVでもメンタリストがゲストの選んだモノを当てるとかやってましたし、そのイメージが強かったです。
また、心理学部のオープンキャンパスに参加することも何度かありました。
そこでは、未経験者や初学者向けに、とっつきやすい簡単な心理テストを実施していました。
その内容を真に受けて、「こんなことをやるのかぁ!」とテンションが上がったことを覚えています(笑)
⑩自分を助けたいと思ったから
何度も上述してきたように、頭がパンクするくらい悩んできた日々でした。
ネガティブだし、このままどうなっていくのか…と不安に感じたことも多かったです。
そんな時に、心理学を勉強していけば、自分を変えられるのではないかと思ったことも一つの理由でした。
180度違う性格に…なんてことは不可能ですが、自分に折り合いがつけられるようになったとは思います。
心理学部生にオススメしたい持ち物
心理学部に入ってから大学院に合格するまで
ここから先は、Noteにて公開予定です。
心理職を志すまでの学部時代4年間の葛藤と、540日間にわたる大学院受験の全貌を書いています。
100円で配信予定です。
心理職を悩んでいる方、これから考えている方、受験真っ只中の方、是非どうぞ。
具体的な受験勉強についてはこちらの記事を見て頂ければ問題ありません。
更に細分化してご覧になりたい方はこちらです。